経営ビジネス科の今年度活動

経営ビジネス科

令和5年度日商リテールマーケティング検定2級合格者認定授与式

令和6年3月19日(火)、日本商工会議所主催リテールマーケティング検定2級に見事合格した41名の努力を称え、合格者認定授与式を行いました。
同検定は、売場のマネジメントに必要な接客や取扱商品に関する基礎知識に加え、店舗経営に求められるマーケティングやマーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における幅広くかつ高度な専門知識を身につけているかが問われます。生徒たちは、流通業・小売業における公的な高度資格を取得するために地道な努力を積み重ねて来ました。この経験を次の挑戦に生かしてほしいと思います。

経営ビジネス科2年 企業見学

令和6年3月18日(月)、福島の復興関連事業を通じ、地域産業の理解及びキャリア観の育成のため、東京電力廃炉資料館(富岡町)による見学、幾世橋防災コミュニティセンター(浪江町)では講話をいただきました。
東京電力廃炉資料館では、震災の様子や原子力事故後の経緯や現状を詳しく説明していただき、熱心に耳を傾けていました。
幾世橋防災コミュニティセンターでは、一般社団法人まちづくりなみえの地域づくり支援専門員 東 あすか様より講話をいただきました。東様は、震災を機に一念発起し、今回の講話では現在取り組んでいるコミュニティシネマについて野外上映イベント開催の経緯などを伺うことができました。
お昼ご飯は、大勢の客で賑わう道の駅なみえでいただきました。名産のしらすや新鮮な海の幸、B-1グランプリで日本一になったなみえ焼そばなど美味しいグルメに舌鼓を打っていました。
東日本大震災から13年を迎え、復旧・復興が着実に前進する今について知見を深めるだけでなく、自分たちの故郷に対して課題を再認識し、解決には何が必要で、自分たちにできるアクションは何かを考えるきっかけとなりました。

 

経営ビジネス科2年 データで考えるビジネス創造

 2月26日(月)と27日(火)の2日間にわたり、シーアンドエイチコンサルティング合同会社の代表 渡辺 克也様をお迎えし、講演をいただきました。経産省・内閣府が提供する地域経済分析システム「REASAS」について、ワークショップを通じて、使い方を学びました。また、それだけでなく、中小企業診断士や経営コンサルティングとしても活動されている渡辺様のノウハウを吸収し、地元福島市に関する様々なデータを用いて、生徒たち自身で課題の発見とそれらを解決するビジネスの考案を行いました。これまでは、「なんとなく」で捉えていた事象を、具体的な数値やグラフにより客観的な根拠としてまとめ、発表することで自分だけでなく周囲の人達も納得させることができるということを学びました。

中小機構主催 令和5年度起業家教育プログラム実施報告会

9月から1月にかけて実施された起業家教育プログラムの成果報告会が、東京都港区虎ノ門にあるスタートアップインキュベーション施設「CIC TOKYO」にて開催されました。プログラム実施校10校の代表が集い、本校からは2年3組武藤千和世さん、2年4組関口凱喜さんが出席してきました。第1部は、各校の成果発表に加え日本政策金融公庫主催 高校生ビジネスプラン・グランプリで受賞した学校の発表を聞きました。第2部では、ユニファ株式会社 代表取締役CFO 土岐泰之様、株式会社ALE 代表取締役CEO 岡島礼奈様から起業にまつわる講話を聞き、その後質疑応答を含めた意見交流会を行いました。起業家に必要な資質や組織作りに重要な取り組みなど貴重な体験談を伺うことができました。

経営ビジネス科2年 外部講師講演会

1月17日(水)の高校生ビジネスプランコンテストに特別審査員としていらっしゃった株式会社 郡山塗装 代表取締役社長 佐藤隆様、株式会社 元気アップつちゆ 代表取締役CEO 加藤貴之様より特別講演をいただきました。
生徒たちは1年を通して「誰のためにどんなビジネスをするのか」を考え続けてきました。今回は地元福島県で地域のために情熱をもって様々な事業活動を展開されている方からお話をいただきました。働くことの意義、まずはお客様に愛されること、道徳心と経済の両面で考えること、諦めずに挑み続けることなどとても多くのことを学ぶことができました。