令和7年度「専門教育魅力発信応援事業」実施報告
2025年12月11日 15時32分令和7年12月11日、本校において「令和7年度 専門教育魅力発信応援事業」を実施いたしました。 この事業は、中学生に専門高校での学びや実習を通して、職業教育の意義や魅力を深く理解していただくことを目的としております。
今回は、福島市立吾妻中学校より2年生の生徒の皆さんをお迎えし、全体会および体験授業を行いました。
1.全体会・学校紹介
冒頭、本校の概要説明に加え、「商業とは何か?」をテーマとした学習内容の解説を行いました。 商業教育が単なる事務処理能力の習得にとどまらず、ビジネスの仕組みの理解や、高度な情報活用能力の育成にあることを説明し、中学生の皆さんは真剣な表情で耳を傾けていました。
2.班別体験授業
全体会終了後は、総合実践室に移動し班に分かれ、本校の部活動および課題研究の授業に参加しました。
産業教育フェア福島大会に参加した本校生徒の作品(3作品)の上映や、専門教育を通じて習得したデジタルコンテンツ作成技術を披露いたしました。そのほか以下のような体験授業を行いました。
・電卓計算演習(商業研究部): 高度な計算技術と正確性が求められる電卓競技の演習を見学・体験し、商業実務の専門性に触れました。
・パソコン実習(情報処理部): PCを用いた実習を行い、情報技術への関心を高めました。
・作品制作(課題研究): 課題研究の授業における制作プロセスを体験し、創造的な学びの一端を共有しました。
・観光ビジネスアイディア(課題研究): 地域資源を活用した観光ビジネスプランの策定に関する研究内容に触れました。
・商品開発プレゼン(商品開発部): 商品開発部員によるプレゼンテーションを実施し、企画から販売に至るまでの実践的な取り組みについて紹介いたしました。
今回の連携授業を通じ、吾妻中学校の生徒の皆さんに、本校の教育活動および「商業」という専門学科の魅力について、理解を深めていただく良い機会となりました。
ご来校いただきました吾妻中学校の生徒の皆さん、ならびに先生方に厚く御礼申し上げます。