令和5年度 第2学年
令和4年度 第2学年
終業式では、校長先生の講話をはじめ教務、生徒指導、進路指導、保健の担当の先生からお話を聞きました。
校長先生より
行動することの大切さ。すぐ結果は出ない。コツコツやり抜くこと。グリット力、情熱や粘り強さ、当たり前の努力、自制心、意欲、感謝の気持ちを持つこと、楽観性など非認知能力が大切である。
言い訳をしない。「だって、でも」は❌
上を向いて楽しみながら、自分を信じて行動しよう。
教務主任の先生より
成績優秀者(全科目平均85点以上)は25人であった。全体としては、成績が向上している が個別に見ると、向上した人も、下がった人もいる。成績を伸ばすチャンスを活かせた人と活かせなかった人の差がはっきりしていた。
令和3年度を終えるにあたって、自分は何をすべきか考えて行動しよう。学習はぶつ切りでは無い。今年度は終わるが、学習は今日で終わりでは無い。これまで自分は何を学んだのかまた何ができるようになったのかはっきり言える人になってほしい。
生徒指導主任の先生より
今年度の交通事故件数は10件。具体的には、見通しの悪い交差点、左右の安全確認不足、自転車同士の衝突、自転車と歩行者の接触(自転車が加害)、青信号で自転車走行していたが自動車の信号見落としによる接触事故であった。
これから特に注意したいことは、①見通しの悪い交差点での安全確認、②歩行者と自転車との間隔をあけての走行、③左側通行、④青信号や横断歩道でも油断しないことである。
4月1日から自転車に乗る全員の保険加入が義務化された。通学用だけでなく自宅で乗る自転車も保険加入が必要となった。後日保険加入状況を確認する。
ネクタイやリボンの忘れ物が多かった。朝自宅を出るときに服装を確認すること。
ルールを守り、自らを守り、安心安全な学校生活をおくろう。
進路主任の先生より
90.1%の3年生が第1希望を実現した。
進路実現のために最低限守ってほしいことは、「提出期限を守ること」。提出期限に出せば良いのでなく、余裕を持って提出することが大切である。進路活動だけでなく、授業の課題、模擬試験の申込など日常的にできるよう習慣づけしてほしい。
保健主事の先生より
オミクロン感染者の高止まり、長期化がみられる。まん延防止重点措置は解除されたが、収束の目処は立っていない。春休み中各自が自覚と責任をもって①~④の感染症対策を確実に実践してほしい。また、自分や家族に感染の疑いが生じたときは学校に連絡してほしい。
①日々の健康観察の徹底:体温や体調入力と行動記録を手帳に記録:感染濃厚接触者になった場合の行動履歴を求められたときに必要
②換気、手洗い,消毒,マスク着用の徹底
③食事時の感染予防の徹底:手洗い,座席,黙食等
④部活動前後の体調管理の徹底:体調が悪い時は休む、部室などの共有エリアの換気、部室の一斉使用の中止、活動前後の集団での飲食は厳禁、部活動終了後は速やかな帰宅
3月10日(木)に作文テストを行いました。今回は、志望理由書・自己PR文を書きました。
自分の将来の目標、なぜその学校、会社に行きたいのかなど600~800字で記入しました。
自分の目標がはっきりしており、行きたいところの研究ができている生徒はすらすらと書いていましたが、多くは悩みながら書いていました。まだまだ進路に向けての研究が進んでいないようでした。
進学就職とも志望動機が明確であることが求められます。また記入したことについて面接で詳しく聞かれます。「まだまだ自分は書けないんだ」ということが自覚できた作文テストでした。
3月18日(金)令和3年度の終業式が行われました。前日の地震の被害が心配されましたが、校舎には大きな被害はありませんでした。
長くて短かった2学年が終了しました。今年度は制限の多い中、球技大会、ミニ福商祭、部活動の大会が実施でき、確実に昨年度よりできることが多くなってきた1年間でした。
心配した修学旅行については、中止となった学校も多い中、場所は変更となりましたが無事実施することができました。生徒たちも引率の教員も思い出に残る旅行となりました。修学旅行記を現在印刷中です。4月に配付する予定です。
終業式に先立ち、教室移動を行いました。3年生の教室に移動していよいよ3年生が始まることを実感しました。
表彰伝達式では、日商リテールマーケティング検定2級合格、日商簿記2級合格、ITパスポート合格の表彰、精勤賞の表彰、男子バレーボール部県新人戦第2位の表彰がありました。コロナ感染症が猛威を振るう中、また雪の日が多く通学が困難であったにもかかわらず今年度は109名と多くの生徒が精勤賞を受けました。(コロナ感染予防のため、放送による表彰式、表彰は校長室で実施しました)
表彰式代表生徒
日商リテールマーケティング検定2級合格 代表 真壁武大(2‐3)
日商簿記2級合格 代表 佐藤 希(2‐6)
精勤賞 代表 鴫原愛美(2‐4)
令和3年度福島県高等学校新人体育大会子バレーボール競技
男子バレーボール部 第2位 代表 安齋亮斗
3月2日(水)1,2校時に進学と就職に分かれて進路ガイダンスが行われました。講師は、リクルートの高橋さんでした。コロナ感染症予防のためオンラインで行われました。
春季休業中には三者面談(希望者)が始まり、進路活動が本格化してきます。進路活動は、これまでの自分の経験をまとめ、将来のなりたい自分を深く考えることです。これまで自分が福商で経験したことやそこから学んだことをアピールできる準備を始めましょう。
今回の進路ガイダンスでは進路選択のポイントや志望理由や自己PRの書き方を学びました。自分はどのような志望動機があるのか、自分のPRできる点は何か、しっかりと伝えられるようになりましょう。3月10日には、志望理由や自己PR文の作文テストを行います。今回のガイダンスで学んだことを文章に書きおこしておきましょう。
進路選択をするにあたって必要なこと
①「自分を知ること」
②「会社や学校を知ること」
就職 スケジュール、ミスマッチを防ぐ、就職するうえで調べるポイント、志望理由や面接、適性検査結果表の見方、求人票の見方、企業比較のポイント、「自分の軸」を持つなど
進学 適性検査結果からの自己理解、志望理由書の書き方(行きたい理由、きっかけ、行きたい学校の特徴、将来像や身につく力、まとめ方)、進路選択のミスマッチを防ぐために調べる比べることで自分で納得して選ぶ、比較のポイント、「自分の軸」を持つなど
「知る」が、未来をつくる 世の中のこと。 進路のこと。 そして「自分」のこと。 まだ、知らないことが きっとある。 自分は知らないことの中に 可能性は眠っている。 「知る」ことは 自分が本当にやりたいことを 見つける旅。 自分らしい未来へ。 「知る」ことから、 はじめよう。 「スタディサプリ進路」より |
寒かった1月2月に比べあたたかな日差しの中、卒業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年度に引き続き在校生の出席は見送られました。保護者の方は各家庭1名の参加でした。
校長先生の式辞では映画俳優だったチャールズ・チャップリンの名言が引用されました。チャップリンが記者から最高傑作は何かと聞かれ「NEXT ONE」つまり「私の最高傑作は次回作だ」と答えたエピソードから、世界でトップの俳優でありながらも、強い向上心を持ち、過去の自分を超えようと努力したことがうかがえます。卒業生には、現状に甘んずることなく、より高みを目指し挑戦し続けることが大切だとはなむけの言葉が述べられました。
続いて2年生の生徒会長から送辞では、3年生の先輩に励まされてここまで頑張れたことへの感謝やミニ福商祭での先輩方のパワーや部活動での活躍などが話されました。
答辞では2年生のみなさんへ「後輩にかっこいいと思われる先輩になってください。今できることは何かを考え、悔いのない高校生活を送ってください」というメッセージをいただきました。
来年は2年生の番です。1年後充実した姿で卒業できるよう自分を高めていきましょう。
式場の作成と片づけは、バレーボール部、バスケットボール部、陸上競技部、野球部のみなさんに行っていただきました。ありがとうございました。
2月22日(火)5,6校時に3年生による進路体験発表会が行われました。進学や就職の進路が決まった12名による発表でした。
発表内容は、進路を最終的に決定した時期、その進路に決めた理由、準備したこと、受験当日に心がけたこと、後輩へのアドバイスと激励でした。
先輩のお話をききながらたくさんのメモを取り、これからの自分の進路活動に生かしたいことをまとめました。感想文には、「自分の実力をつけるための日々の学習、部活動や生徒会活動、行事を通して残り1年となった高校生活を充実させていきたい」、「何事も早めに行動したい」、「新聞をしっかり読みたい」、「春休みにはオープンキャンパスに参加するなど複数の進路先の情報を集めたい」、「自分の進路について三者面談を通してはっきりさせていきたい」などが書かれていました。
12名の体験発表をした3年生は下記のとおりです。
福島大学 経済経営学類(公募推薦)会ビ
会津大学 コンピュータ理工学部(公募推薦)情ビ
国士舘大学 政経学部経済学科(AO・総合型選抜)経ビ
中央大学 商学部 会計学科(指定校推薦)会ビ
会津大学短期大学部 産業情報科(指定校推薦)情ビ
太田看護専門学校 看護科(公募推薦)情ビ
西会津町職員 情ビ
国家公務員専門職(税務)会ビ
NEⅭプラットフォームズ株式会社(製造検査)情ビ
株式会社東邦銀行(営業職)経ビ
福島キヤノン株式会社(技能・技術、情報)会ビ
東北電力株式会社(事務職)会ビ
1月12日(水)、進路指導部主催の「キャリア教育の充実を図るための講演会」が行われました。講師は、株式会社ライセンスアカデミーの伊東様でした。
2年生の3学期がスタートし、進路に無得て本格的に取り組む時期となりました。今回の講演会では、「働くこと」についてを中心にお話を伺いました。
生徒の感想
「私はずっと話すことが苦手で、コミュニケーション能力が低いと思っていました。しかし、コミュニケーション能力はまず「聴く力」だと知り、私も今から取り組めば高められる力であり、必ず身につけるべき力だと強く感じました」
「『チャンスは逃げない、逃げているのは自分』ということばを聞いて、いろいろ後回しにしてしまうことがある自分の心にこのことばが刺さりました。これからは小さなことでも早め早めに行動し、大きなチャンスをつかむことができる立派な社会人をめざして、高校生活を励もうと思いました」
「『働く』ということについて、私はお金を稼ぐことと社会貢献のために働きのだと思いました。なぜなら、自分がつきたい職業で働けばやりがいを感じたり、楽しく働くことができると思ったからです。志望校合格に向けて頑張りたいと思います」
「私は専門学校進学を目標にしています。ただそのためには何が必要なのかについては少ししか考えてないことに気づきました」